よくあるご質問(FAQ)

工事に関する取り組み

  • 防災対策に関する取り組みついて教えて。
    福島県が定めた林地開発許可要件に基づいて設計降雨強度を50年確率で設計した雨水調整池を複数個所配置計画しており、各調整池は順次県の完了検査を受けそれぞれ機能開始しております。場内にはさらに工事中の対策として複数の沈砂池を設け泥水の発生の抑制を行っております。
  • 大雨が降るとき、工事現場から濁水が流出しないか心配です。
    福島市民の皆様や行政各所にご心配・ご不便をおかけして大変申し訳ございません。県及び施工会社等と密に連携を取りながら災害防止策を実施しております。

    2024年6月2日に局地的大雨により仮設土側溝一部が欠損した結果、県道70号に濁水流出が発生した件につきましては、皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしました事を深くお詫び申し上げます。濁水発生直後に応急処置を取ったほか、その後に各関係者と協議の上、以下3点の防止策を速やかに実施しております。
    • 1. 3号調整池上部は仮設土側溝ではなく本設側溝の前倒し施工(2024年6月21日完了)
    • 2. 濁水抑制策として、場内全エリアに仮設沈砂池の増設施工(2024年6月21日完了)
    • 3. 表土洗堀防止策として、全エリアにおいて造成完成区への植生工事の前倒し施工(開始済、順次エリア拡大予定)

    また、天気予報を確認のうえ必要に応じて都度沈砂池の拡大施工等も実施しております。6月2日以降の降雨や台風の際には濁水は県道70号線側に流出しておりません。今後このようなことがないよう、十分な施工管理を心掛けております。

景観

  • 緑化工事ではどの様な植物を植えるの?
    林地開発許可に則り、造成森林ではコナラを植生し、造成緑地及び敷地内ではクリーピングレットフェスク等6種類の草種を植生し、育成管理を行っていきます。
  • 福島市内から吾妻連峰(先達山)を見る景観は今後どう変わるの?
    造成工事中のため表土が見えている状況下で、市内からの景観が芳しくない状況が続いていることに関する市民のご懸念・ご意見を行政経由または直接住民の方々から頂いており、事業者として大変心苦しく感じております。

    一日でも早く先達山の景観が改善できるように、現在は当初の工事計画より緑化工事を前倒しで進めております。設備の整った個所から種子散布・植樹・植生シート敷設を行っており、緑化による景観改善は2024年春から夏以降に徐々に始まり、種子や植樹の成長に伴い年月を経るごとにさらに改善される見込みであります。

    2024年8月20日時点 発電所敷地内の緑化工事の様子。
    2024年8月20日時点 発電所敷地内の緑化工事の様子。
  • 環境影響評価制度で示したフォトモンタージュ法による景観予測と異なっているのでは?
    環境影響評価制度の手続きの中で示した景観予測は工事完了後且つ種子・植樹の成長を見据えた予測であり、現状造成段階の景観とは異なります。フォトモンタージュの予測に近づけるよう早期の緑化施工進めております。

稼働開始後

  • 発電された電力はどこで使われるの?
    本発電設備は国が定めた再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用しており、当発電所にて作られた電力は東北電力へ売電した後に地元地域である福島市ならびに東北地方で使用される再生可能エネルギー電源となります。
  • 防火の体制、有事(火災の場合)の体制についてどのように考えているのか教えて。
    事前に近隣住民や消防局・行政窓口等と相談して緊急時連絡体制を構築したうえで、防火・有事にて各関係者へ情報共有・連携を致します。工事期間中の緊急時連絡体制は既に発足しております。商業運転開始後の体制については、現在各関係者と相談しながら構築しております。
  • 何十年後かに使用できなくなった時の太陽光パネル撤去の方法を考えているの?
    再エネ特措法により経済産業省が定める「廃棄等費用積⽴制度」において、メガソーラー事業者は破棄等費用を積立てる義務がございます。本発電所においても破棄等費用の積立・管理を行い、適切に太陽光パネルの撤去やリサイクルを行います。
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