お知らせ(最新情報)

ごあいさつ

皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日本政府は2050年までの温室効果ガスの排出量実質ゼロ、2030年に向けた温室効果ガスを2013年比で46%削減する目標を発表しております。また、第6次エネルギー基本計画においては2030年のエネルギーミックスについて再生可能エネルギー比率の目標値を36~38%、その中でも太陽光発電は約15%としており、今後も我が国のエネルギー自給率及び電力価格の安定化にとっては太陽光発電は重要な役割をもちます。
また、福島県再生可能エネルギー推進ビジョンにおいては原子力に依存しない社会づくり及び2024年頃を目途に県内のエネルギー需要量の100%以上を再生可能エネルギー電源から生み出すことを目標としております。
先達山太陽光発電所は、これら国及び県における目標とニーズに寄与することを目指しております。地域の皆様および関係各所のご理解とご協力をいただきながら、環境保全及び水害対策等に十分に配慮して工事を進め、2025年の営業運転開始を目指します。
先達山の景観が悪化しており、2024年夏頃に県道70号へ濁水が流出したこと等で福島市民の皆様からご懸念・ご意見を頂いており心苦しく感じております。
これ以上のご迷惑とご心配のないように、当初の工事計画より土側溝のコンクリート施工や緑化工程を前倒しするなど各関係者と調整・相談をしながら工事を遂行しております。設備の整った個所から種子散布・植樹・植生シート敷設を行っており、緑化による景観改善は同年春から夏以降に徐々に始まり、種子や植樹の成長に伴い年月を経るごとにさらに改善される見込みであります。一日でも早く福島市内から先達山を見る景観を改善するように努力を致します。
本発電設備は国が定めた再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用しておりますので、当発電所にて作られた電力は東北電力へ売電した後に地元地域である福島市ならびに東北地方で使用される再生可能エネルギー電源となります。また、建設工事完了後も発電所の維持管理に福島市内の企業様にもご参画頂く予定です。
本事業の発電出力は約40MWac、年間予測発電量は約67,697,599kWhと一般家庭約16,214世帯分 (※1) の年間電力消費量に相当します。CO₂削減効果見込は、年間で約43,461トン (※2) となります。
  • ※1:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」
  • ※2:国立研究開発法人産業技術総合研究所 太陽光発電技術 R&D on Photovoltaic Technologies
2024年9月1日 AC7合同会社

先達山太陽光発電所について

よくあるご質問(FAQ)

  • 防災対策に関する取り組みついて教えて。
    福島県が定めた林地開発許可要件に基づいて設計降雨強度を50年確率で設計した雨水調整池を複数個所配置計画しており、各調整池は順次県の完了検査を受けそれぞれ機能開始しております。場内にはさらに工事中の対策として複数の沈砂池を設け泥水の発生の抑制を行っております。
  • 緑化工事ではどの様な植物を植えるの?
    林地開発許可に則り、造成森林ではコナラを植生し、造成緑地及び敷地内ではクリーピングレットフェスク等6種類の草種を植生し、育成管理を行っていきます。
  • 発電された電力はどこで使われるの?
    本発電設備は国が定めた再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用しており、当発電所にて作られた電力は東北電力へ売電した後に地元地域である福島市ならびに東北地方で使用される再生可能エネルギー電源となります。

事業会社

事業会社名
AC7合同会社
設 立
2018年1月15日
事 業 内 容
  • (1)再生可能エネルギー施設の開発、取得、建設、所有及び運営
  • (2)発電、送電、電力供給
  • (3)電力の売買
  • (4)前各号に付帯又は関連する一切の事業